7.学校の選び方

写真:VGC

学校の選び方

ポイント1. 学校を選ぶ基準を知る

語学学校は大きめの都市には、50~100校ほどあります。それぞれの学校、規模や授業スタイル、カリキュラム、国籍、雰囲気など、学校によって様々です。そしてもちろん、学校を選ぶ側のみなさん、一人ひとりのご希望や目的も異なります。

よくネットで見かけるおすすめや人気学校ランキングなどで上位の学校が、あなたに必ず合う学校とは限りません。そのためBlossaでは、この学校がおすすめです、という紹介の仕方はしておりません。ご希望を聞いた上で、一人ひとりのご希望に合わせた学校選びを行っています。

主な基準となる5つの項目をご案内しますので、まずはこちらの項目でご希望される条件があれば書き出してみましょう。特に重視されない項目は飛ばして構いません。

1.  規模(大規模、中規模、小規模)

写真:Kaplan Vancouver

学校は規模によって少々異なった特色があります。それぞれ見ていきましょう。

<小規模>

小規模な学校は、雰囲気がアットホームなことが大きな特徴です。先生やスタッフも生徒さん一人ひとりの名前や顔を覚えてくれ、しっかりサポートしてくれます。クラスの人数は8〜12人くらいと少人数制で、会話の機会も多くなる傾向があります。また厳しい学校というのは少なく、それぞれの学校のスタイルで楽しく勉強できる環境のことが多いです。話すのが苦手、学校のスタッフに話しかけるのが苦手、という引っ込み思案な方でも、先生や学校スタッフやサポートしてくれるので安心です。

ただし、その分国籍にはどうしても偏りが出てしまい、多国籍とはなり辛いです。基本的に会話重視の学校は、日本人やアジア人に人気が高い傾向で、日本人比率は高くなりがちです。またレベル分けも少なくなり、少々異なるレベルでも一緒に勉強することもあります。上級クラスまで対応していなかったり、専門コースなども少なく開講されていないこともあるため、上級者や長期の方は注意が必要です。

小規模な学校は、国籍にはこだわらず、アットホームな雰囲気で先生やクラスメイトと会話をしたい初中級の方におすすめです。

<大規模>

大規模な学校は、まず国際色が豊かなことが一番の特徴です。アクティビティも大人数でにぎやかで、多くの国の留学生と友達になりたいという方にはおすすめです。また、レベル分けも細かく自分に合ったクラスで、初級者から上級者までしっかり勉強できます。特に小さな学校には難しい、選択授業や専門コース(ビジネス英語、IELTS、TOEFLなど)も豊富で、上級者や長期で通う方も飽きることなく勉強ができます。また、内装にも力を入れている学校が多く、おしゃれなキャンパスで、施設や設備なども充実していることが多いです。

ただしその反面、小さい学校のようなアットホームな雰囲気はあまりなく、日本でいうと大学のようなイメージです。受付で声をかければ必要な対応はしてくれますが、学校の先生やスタッフが、生徒一人一まで丁寧にサポートというのは難しいです。またクラスの人数も15人前後となるため、日本人は他の国の生徒さんに負けてしまい、なかなか発言出来ないという方もおります。ただしクラスではグループワークがありますので、会話自体ができないということはありません。積極的に発言するためのトレーニングになるかもしれませんね。

大規模な学校は、様々な国の留学生と交流したい方、充実したカリキュラムや選択授業、専門コースなどでしっかり勉強したい方に、おすすめです。

<中規模>

最後に中規模の学校ですが、上記の小規模、大規模の中間くらいのバランスとお考えください。また状況が異なる学校もありますので、規模よりも雰囲気、会話重視、国籍などの条件にこだわるという場合には、その条件をご希望に書いていただいた方がよろしいかもしれません。

2.  国籍(日本人少なめ、多国籍)

写真:ILAC Toronto

語学学校の日本人率は特殊な一部の学校を除き、少なめ10%前後、通常10〜30%、少し多め30%〜くらいです。ただし、学校が公表している%はあくまでも平均や昨年度の数値であり、時期やその年によって大幅に変わることがあります。

また国籍制限をしている学校であっても、初中級レベルの学校はどこも日本人が多くなりがちです。国籍が気になる方は、国籍色豊かな大規模な学校がおすすめです。もし自分のレベルに日本人が多めでも、アクティビティでは全てのレベルが一緒ですので、他の国の留学生と交流することができます。

また日本人率が高い学校は、日本人に評判が良い学校ということでもあります。日本人の割合が他と比べても高くても、 English Only Policy(英語のみ、母国語禁止ルール)が守られているや、日本人の苦手な会話や発音矯正に力を入れていて、 満足度が高い学校はたくさんあります。そういった学校の生徒さんは意識も高く、日本人の友達とも英語で会話をしています。

逆に日本人率が極端に低い場合、その学校の評判自体が悪いということもあります。インターネットが発達している近年は、ある程度評判がよければ、あっという間に日本人率は10%以上になってしまうことがほとんどです。

ただ日本人が少ない学校でも、少ないからこそ固まってしまう方もいます。日本人が全くいない語学学校というのはまずありませんので、英語環境を作れるかどうかは最終的にはご自身次第です。

日本人ばかりいる学校は避けたいという方は、「大規模な学校」を選ぶことがおすすめです。ただし、大規模は苦手、会話重視がよいという場合には、「English Only Policy(英語のみ、母国語禁止ルール)がしっかり守られている」学校を選びましょう、そうすれば日本人に人気の会話重視コースがある学校でも、英語環境を作ることができます。

3. 授業のスタイル(全選択制、選択科目あり、会話重視、少人数制、教材など)

写真:Aston Toronto

学校によって授業のスタイルが異なります。

会話を重視するところや、読み書きバランス良く学ぶところなど、様々です。また授業は半分から7割が固定制、残りが選択制というところが多いのですが、中には全ての授業が選択制という学校もあります。

初中級の場合はバランスの良い勉強が大事ですが、上級者の方ですと、選択制の方が自分に苦手なところや、力を入れたいところなど、好きに選べることはメリットかもしれません。

また教材も、ケンブリッジの教材や、学校が独自に開発している教材、またIT化により、オンラインシステム、電子テキストや電子黒板などを取り入れていることもあります。

もし授業スタイルに何かご希望がございましたらお知らせください。なお、それぞれの学校が様々な工夫をしておりますので、特にご希望がない方は最初の時点で気にする必要はありませんが、学校紹介の案内を受け取りましたら、ぜひカリキュラムも意識して、ご覧になってみてくださいね。

4. 宿題・規則・雰囲気(楽しく過ごせる、厳しくしっかり勉強)

写真:Langports Sydney

まずは宿題ですが、こちらは全くない〜適度に毎日30分や1時間ほど出る学校から、平日や週末も多くの課題やレポートなどがある学校まで様々です。通常学校は14〜16時くらいには終わります。そのため宿題が少ないと放課後や休日は友達と遊んだり、観光を楽しんだりすることができます。また逆に宿題が多いと遊ぶ時間もなく少々大変ですが、もちろん努力した分英語上達のスピードはアップします。

他にも学校には独自の規則があり、English Only Policy(英語のみ、母国語禁止)や遅刻に厳しく、遅刻すると教室に入れない学校や、English Only Policyを破ると、名前を張り出されたり、反省文を読まされたり、中には停学処分などの罰則がある学校もあります。

学校の雰囲気も、宿題が少なくルールや罰則が厳しくない学校は、生徒さんもにぎやかで伸び伸びしています。逆に宿題が多く規則も厳しい学校は、生徒さんも真面目で、学校全体も引き締まり勉強に集中できます。

それぞれの留学の目的にもよりますので、どちらが良いかは人それぞれです。ご希望がある方は、楽しく過ごせる学校、厳しく勉強できる学校など、大まかで構いませんのでお知らせください。

5. 専門・資格取得コース(一般英語以外を希望する場合、希望のコースがあるか)

写真:IH Vancouver

一般英語(ESL)コースはどの学校にもあり、ほとんどの方がまずはこちらを受講されます。

ただし既に英語は中上級者の方(TOEIC650点以上、点数と同等のスピーキング力がある)や、長期留学の方(6ヶ月以上語学学校に通う)はレベルに応じて、専門コースも受講することができます。

一番人気はビジネスコースで中上級から受講できる学校が多くあります。その他にも、英語指導教授法、医療英語、試験対策など様々です。ご希望の方は留学プログラムをご覧ください。

以上が主な5つの項目ですが、それ以外にもご希望があればお気軽にお知らせください。

ちなみに、立地(駅から徒歩圏内)、基本設備、アクティビティ(放課後の課外活動)、Wi-fiなどのご希望は、どの学校も駅の近くにあり、施設や設備は基本的なものはそろっています。アクティビティは一部の学校を除き、週末を含め週3〜7回程度あり、内容にも大きな差はありません。ただしアクティビティは最初の頃は参加していても、だんだん友達ができると参加しなくなる傾向です。

そのため重視される場合を除き、これらのご希望には特に書いていただかなくて大丈夫です。もし、これらの一般基準から外れる学校はご紹介の際にご案内します。

ポイント2. 希望に優先順位をつける

それではポイント1で書き出したご希望や条件に、優先順位を付けていきましょう。

語学学校は、ビジネス競争に勝ち残るためそれぞれに特色や強みがあります。そのため、全てのご希望が理想通りという学校はありません。やはりどの学校に行っても、合う点、合わない点が出てきてしまうものです。

また例えば、「少人数制」で「国籍豊かな学校」をご希望される方が多くいらっしゃいますが、少人数制の学校は小規模校が多いため、どうしても国籍はある程度限られてしまい、会話の苦手な日本人やアジア人かも多くなりがちです。このように両方のご希望を叶えることが難しくなるため、Blossaの学校選びではご希望や条件に優先順位を付けていただく方法を取っています。

時々ご希望を10個など多くあげる方もいらっしゃいますが、ご希望が多すぎる場合も、全て満たすのが困難になり、逆にどの希望も中途半端に満たされた学校になってしまいます。項目が多い方はご希望を整理し、何を優先させたいか、ご検討の上、ご希望と優先順位をお聞かせくださいね。

FAQ(よくあるご質問)

質問:初級レベルですが、ビジネス英語を勉強したいです。

回答:ビジネス英語はほとんどが、中上級(TOEIC650点以上)のレベルを求められます。まれに受講基準を設けていない学校もありますが、やはり中級以上の英語力がないと、授業についていくことができません。

例えば、日本語が片言の人に、敬語やビジネスで使う表現を教えることは難しいでしょう。英語も同じで、まずは基礎力をしっかり身につけることが大切です。

質問:TOEICのコースを受けたいです。

回答:まずはTOEIC自体が、カナダでは一般的ではありません。よって一部の学校を除き、一般的に語学学校ではTOEICのクラスはありません。またその一部の学校でも、日本人と韓国人しかTOEICを受けませんので、クラスは日本人が100%か、ほぼ日本人と韓国人のみです(まれにフランス人)。またTOEICのスコアアップのテクニックを学ぶ、日本人経営のTOEIC専門の学校もありますが、こういった学校は講師も日本人で、授業が日本語で行われることもあります。もしTOEICのスコアアップだけが目的であれば、留学ではなく、日本でTOEIC専門のスクールに行かれる方が、費用や効率性を考えてもよろしいと思います。

まず英語そのものをスキルアップさせれば、TOEICのスコアも当然アップします。留学で英語を勉強しながらTOEICのスコアアップを目指したいということであれば、まずはしっかり一般英語コースで英語を学び、上級レベルになったら、ビジネス英語、IELTS、ケンブリッジ英検などの試験対策コースがおすすめです。

特にIELTSコースは、近年日本人留学生に人気です。IELTSはカナダに移住をする方や、カレッジや大学に進学する方が多く受ける試験のため、 多くの留学生が学んでいます。また、スピーキングまで含めたバランスよい試験内容のため、IELTSの勉強をすることで、TOEICはもちろん、高度な英語力も身につきます。日本ではTOEICが主流ですが、世界的にはIELTSの受講者は多く、 英語力証明のグローバルスタンダードの一つとして多くの学校や企業でも採用されています。

IELTS公式サイト
http://www.eiken.or.jp/ielts/

よって、中上級者は一般英語、そして上級者はIELTSコースを検討する方が学校選びの幅は広がりますが、それでもやはり、どうしてもTOEIC!という場合には、カナダに1校、通常の語学学校でTOEICコースに力を入れている学校がございますのでお知らせください。

質問:ルームシェア探しなど生活面も学校でサポートしてくれますか。

回答:学校は留学生活の基本的なサポートもしてくれます。そのため質問すれば、スタッフが分かる範囲で回答していただけます。ただし、個別にしっかりサポートをして欲しいという方は小中規模の学校を選んでください。大きい学校ですと、どうしても生徒さん一人一人に丁寧な対応が難しいです。

またBlossaでもサポートいたしますので、いつでもご質問ください。ただ実際留学するとすぐに友達がたくさんできます。そのため友達に聞いて、学校のスタッフやエージェントに聞くという方はほとんどいません。せっかく英語を使って海外で新しいことを挑戦するチャンスでもありますので、まずは英語でホストファミリーや学校の留学生の友達に聞いてみましょう。

質問:ワーホリの仕事探し、履歴書の書き方などのサポートも学校でしてくれますか。

回答:都市部には、ワーホリサポートのある学校が多くあり、その内容は学校によって様々です。ワーホリ専用のコースがある学校や、アクティビティやビジネスコースの中で行う学校もあります。内容は、英語での面接の練習、履歴書(レジュメ)の書き方、仕事の探し方、接客方法、またカフェで働きたい方には、カフェコースのある学校(バンクーバーのみ)もあります。

ただし、こちらもみなさん渡航前には心配されるのですが、実際に留学すると質問をいただくことはほとんどありません。学校の友達から、求人の紹介や仕事の探し方などの情報を得て、ご自身で仕事を見つける方がほとんどです。履歴書もご心配であれば、ワーホリ申請の際に作ったものを印刷していき、ホストファミリーにチェックしてもらいましょう。ファミリーとも会話のきかっけになるのでおすすめです!

質問:英語が不安です、日本人スタッフがいる学校を希望するべきでしょうか。

回答:都市部の学校には、日本人または日本語が話せるスタッフがいるところが多いです。

ただ語学学校は、どの学校でも基本的に学校での会話は英語というルールがあります。よって日本人スタッフがいるから、何でもすぐ日本語で相談できるという訳ではありません。学校のスタッフもゆっくり分かりやすい英語で話してくれます。それでも無理な場合には、別室などで日本語で相談できます。

語学学校のスタッフは、英語ができない生徒さんに慣れています。レベルに合わせてゆっくり話してくれますので、ご心配はございません。また緊急の際には、学校の上級レベルの日本人の生徒さんに助けてもらうことも可能ですし、医療関係であれば日本の保険会社は24時間の日本語サービスもあります。またBlossaにご連絡いただければ、こちらから学校と話すこともできます。

小学生などであれば確かにご心配ですが、高校生以上の大人の方ですと、みなさん問題なく過ごしています。あまり日本人スタッフの有無にはこだわらない方が、学校の選択肢は広くなります。

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