パスポート
渡航には有効なパスポートが必要です。お持ちの場合でも、有効期限が滞在期間をカバーしていない場合や、国により定められている必要な残りの有効期間を満たしていない場合には更新が必要です。
1. 申請・更新が必要な方
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- パスポートを持っていない
- 有効期限が帰国予定日前に切れてしまう
- 有効期間がその国が指定する残存期間に満たない
*主な国のパスポート残存有効期間について
国 | 残存有効期間 |
カナダ | カナダ出国予定日+1日以上 |
オーストラリア | 帰国時まで |
ニュージーランド | 入国時3ヶ月以上+滞在日数 |
アメリカ | 帰国予定日まで(ただしある程度の日数はあった方が好ましい) |
フィリピン | 入国時6ヶ月+滞在日数以上(査証欄の余白2ページ以上) |
マルタ | 入国時3ヶ月以上 ※下記参照 |
イギリス | 帰国時まで |
アイルランド | 出国時6ヵ月以上 |
※航空会社によっては、出国時3ヶ月必要です。また、入国時3ヶ月以上でも5ヶ月など短い方は入国を拒否されることがあります。残存期間が少ない方は余裕を持って更新するようにしてください、あわせてマルタのビザもご覧ください
上記は予告なく変わる場合がございます、パスポートの残存期間が少ない方は必ず各国大使館のサイトで最新情報をご確認ください。留学中や留学後に他の国へ旅行する予定のある方はご確認の上、余裕を持って更新されておくことをおすすめします。
*ビザについて
学生ビザやワーホリビザは、パスポートの期限までしか発行されませんのでご注意ください。
*電子渡航認証について
電子渡航認証:ESTA(アメリカ)、ETA(カナダ)、ETAS(オーストラリア)などは、パスポートに紐づけされます。よって電子渡航認証もパスポートの期限までしかおりません。またパスポートの期限が切れた場合には、電子渡航認証は有効期限内であっても再申請が必要です。
2. 申請期間
申請 約1週間
※ただし戸籍抄本または戸籍謄本は本籍地のある区市町村の役所でしか取得できません。本籍地から離れたところに住んでいる場合、郵送の必要がありますのでご注意ください。
3. 申請時期
*渡航前にビザの申請がある場合(学生ビザ、ワーホリビザなど)
ビザを申請するまでにパスポートを申請・更新しておきましょう。
*ビザの申請がない場合(観光ビザなど)
渡航の3ヶ月くらい前までを目安に申請・更新しておきましょう。航空券の手配にパスポートの氏名や番号が必要です。
4. 必要書類
外務省のWebサイトから必要書類が記載されています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_2.html
※詳細は次の5の申請場所URLより、お住まいの各都道府県のページから必要書類をご確認ください。
5. 申請場所
住民登録をしている各都道府県のパスポート申請窓口
外務省のWebサイト、パスポート申請先都道府県の窓口一覧からご覧ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_6.html
6. 有効期限が1年以上あり、更新ができない場合
パスポートが更新できるのは期限が切れる1年前からです。学生やワーホリビザの申請にパスポート番号が必要なのに、まだ有効期限が1年以上期限があって更新できない場合についてご案内します。
日本では、ビザの申請を理由とするパスポートの更新であれば、 有効期限が1年以上あっても更新が可能です。留学する証明として学校の入学許可書などを求められる場合があります。学生ビザの場合はほとんど可能ですので、必要書類などを含め、お住まいの都道府県のパスポート申請窓口にお問い合わせください。
ワーホリの場合は更新ができないこともあります。まずは更新できるかどうか、お住まいの都道府県のパスポート申請窓口にお問い合わせください。また下記もご覧ください。
*オーストリアリア・ワーホリビザ
オーストラリアのワーホリビザは通年申請ができ、ビザも数日でおります。よって帰国まで有効期間が足りない方は、パスポートを更新してからワーホリビザを申請してください。
*カナダ・ワーホリビザ
カナダのワーホリビザの申請期間は限られます。どうしてもビザの申請前にパスポートの更新がまだできない場合には、ビザの許可書がおりた後にパスポートを更新することも可能です。その場合、渡航時には、新旧両方のパスポートをお持ちになってください。
入国管理官の元には古いパスポートのデーターが入っていますので、必ずパスポート更新した旨をお伝えください。入国時に両方のパスポートを提示すれば、更新したことがわかるので、通常必要な期間で就労許可証が発給されます。 またeTAは、新しいパスポートで別途申請が必要です。
*パスポートを海外で更新する
事情がある方や、1年以上の長期留学で、渡航後にパスポートを更新が必要になる場合には、留学する国の日本領事館で更新します。詳しくは各国の領事館へお問い合わせください。
7. 氏名・本籍・性別・生年月日の変更
パスポートは旅券法に基づき、氏名・本籍・性別・生年月日に変更があった場合、必ずパスポートの記載事項を変更しなければなりません。
ビザまたは航空券を手配するまでには手続きをされ、現在の名前にしておくことをおすすめします。費用は6千円で、1〜2週間ほどで手続きができます。
東京都のページですが、別の都道府県でも内容は同様ですのでご参考にしてください。
http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/passport/guide/application/0000000364.html
なお変更しなくても使用することはできますが、最近はどこの国でも入国審査も厳しくなっておりますし、万が一現地で病気やトラブルなど何かあった際にも安心です。
また海外で利用する予定のクレジットカードも、パスポートと同じ氏名にされておいた方が安心です。海外ではクレジットカードを利用する際、外国人ですと時々パスポートの提示を求められることがあります。