生理用品
結論からいうと、生理用品は圧倒的に日本の方が品質がよく安いです。3ヶ月以内くらいの短期であれば、必要な分だけ日本から持って行ってください。海外の生理用品は、質が良いものほど割高です。日本の感覚より高く感じるかもしれません。
ただ4ヶ月以上となると、生理用品だけでかなりかさばるので持っていくのが大変だと思います。そのため、2〜3ヶ月目以降は現地調達されることをおすすめします。「1年分の生理用品を持っていく!」となると、スーツケース二つとなってしまいます。そのためにスーツケースを用意するのであれば、まずは3ヶ月程度を持参し、あとは周りのお友達や現地の人などにおすすめブランドを聞いて、実際に使ってみてみましょう。
もし使ってみてどうしても無理!という場合は残りは日本から送ってもらう、もしくは一時帰国する友達に頼む等で対応してください。実際に使ってみると「海外製品はどうしても無理」という方はごくごく一部なのでご安心くださいね。
ナプキン
長期の方もまずは2〜3ヶ月分を目安に日本から持って行ってください。ナプキンもタンポンも海外のドラッグストアで普通に買うことができます。日本と同じように「昼用」「夜用」「羽根つき」「薄型」などなどあるので、用途にあわせて買ってください。ちなみにナプキンは「Sanitary napkin」なのでカタカナ英語でも通じます。
人気のナプキンを少しご紹介しますね。どれも、アメリカ、オーストラリア、カナダなどのドラッグストアで見かける製品です。現地で購入する際にはチェックしてみてくださいね。
U by kotex
カラフルな色とおしゃれなパッケージが可愛いです。
always
よく知られている一般的な商品で、使っている留学生も多いです。
Stay free
日本人からも高品質と評価が高い製品です。
タンポン
こちらもドラッグストアで普通に買えます。「多い日」「普通の日」などなど。大きさもいろいろあるので、パッケージの裏面で、大きさや使用時間の目安、アプリケーターの形など確認してみてください。カナダのタンポンは、必ずしも日本と同じようにプラスチック製のアプリケーターがついているわけではありません。アプリケーターが紙製だったり、ただの紙の筒だったり、アプリケーターなし、というのも多いですので、しっかり確認してくださいね。
ちなみにタンポンは「Tampon」。こちらもカタカナ英語でも通じます。
サニタリーショーツ
これは日本独特の文化なのでしょうか。海外ではまず売っていません。日本で愛用されている方は、必要な枚数、必ず日本から持参してください。
布ナプキン
上記でお伝えした通り、生理ナプキンやタンポンは、日本に比べてちょっと高価・・・。学生だったり、就活中だったりすると、なんとか出費はおさえたい。そこで提案したいのが、布ナプキン!!
日本でもじわじわ浸透してきている布ナプキンですが、「いやいや、私、量が多いから」とか、「面倒くさそう」という理由でまだ挑戦できていない人も多いはず。
しかーし!ワーホリや留学を検討中の方、今が始めるチャンスかもしれません!
布ナプキン愛用7年のItsukiからご紹介させていただきますね。この2年でたった2回しか、現地で生理(紙)ナプキンを購入していません。もちろん、日本からの生理用品持参もゼロ。また、お財布に優しいだけでなく、身体にも優しいのが布ナプキンのいいところなんです。(詳しくは「布ナプキン」でググって下さいね。)
学生で週20時間しか働けない制限がある私にはピッタリなチョイスでした。
ただし、注意して欲しいのが、布ナプキンによって得られる効果を実感するには時間がかかるというところ。
出血をコントロールできるようになるっと、うそみたいな話をよく聞いますが、これ「本当」です。ただし、私はできるようになるまでに1年かかりました。実際には生理11回目で「わぉ!!」。特にトレーニングをする必要はなく、ただただ使うだけ。すると、体が勝手に、汚したくないっと思うらしく、トイレでしか経血がでなくなります。人体の不思議です・・・
さて、ここで、何が言いたかったかというと、布ナプキンは、留学準備段階から使用を開始することが大事。カナダに来てから始めると、もうすぐ帰国って頃に効果を実感し、手間ばかりが思い出になってしまうかもしれません。
ではでは、気になるお手入れ方法ですが、実はとっても簡単!特に日本ではそれ専用の洗剤が売っていて、かなり簡単に綺麗になります。カナダではというと・・・日本でも推薦されているベーキングソーダを使用します。私が使っているのがこちら。
ARM&HAMMERのベーキングソーダ、スーパーマーケットでも、ドラッグストアでも、どこでも購入できます。ちなみに私はWalmartで1ドル弱で購入。手のひらサイズですが、大体一年はもちます。
毎晩、シャワーを浴びる前に、ぬるま湯(重要)で簡単にすすぎ、ちいちゃなバケツか洗面器にぬるま湯を張り、ベーキングパウダーをスプーン一杯~二杯とか仕入れ、シャワーを浴びている間つけておく。シャワーからでたら、しっかりすすぎ(程度によっては揉み洗いが必要な時も有り)、部屋に干すだけ。カナダはとにかく乾燥しているので、朝にはカラッと乾いてくれます。
経済的で、身体にも優しく、お手入れも簡単とくれば、布ナプキンも悪くないかも。
留学準備中の女子の皆様、日本から生理用品持参か、または現地で購入かの2つだけだった選択肢に、布ナプキンというチョイスを追加してみてはどうでしょうか。
ちなみに布ナプキンは海外でもまだ一般的ではありませんので、ドラッグストアで気軽に買うことはできません。日本で購入して持参することをおすすめしますが、もし現地で購入する場合には以下のようなメーカーがあります。
Lunapads(カナダ)
http://lunapads.com/
Wemoon(オーストラリア)
https://wemoon.com.au/
プチ英会話講座
生理用品に関する英語を少しご紹介します、ホストマザーや店員さんに聞く時には参考にしてくださいね。
まずは英単語から!
生理用ナプキン
Sanitary napkins
Sanitary pads
Feminine products
Feminine napkins etc…
(量が: flow)多い/少ないは、Heavy/Lightで表現できます! 日本語でも、重い/軽いと言いますよね。
羽根つきは、Napkins with wings
羽根無しは、Napkins/Pads のみでOK
昼用: for Day time
夜用: for Night time
では、会話に挑戦!
お馴染みI’m looking for〜( 〜を探しています)を使って、
I’m looking for sanitary pads for heavy days.
または、Where can I find〜 (〜はどこにありますか?)を使って、
Where can I find the feminine products?
※直訳すると、Where can I find 〜は(私は〜をどこで見つけられますか?)となって、なんだか不自然な感じがするので、深く考えず直訳しないで使って下さいね。
英単語だけでも知っておくと、製品を選ぶときに便利かもしれません。また、日本と同じく写真のような絵がのっていますので、それを頼りに選ぶことも可能ですので、ご心配なく!