6.学校の選び方

写真:VGC

学校の選び方

ポイント1. 学校を選ぶ基準を知る

語学学校は大きめの都市には、50~100校ほどあります。それぞれの学校、規模や授業スタイル、カリキュラム、国籍、雰囲気など、学校によって様々です。そしてもちろん、学校を選ぶ側のみなさん、一人ひとりのご希望や目的も異なります。

よくネットで見かけるおすすめや人気学校ランキングなどで上位の学校が、あなたに必ず合う学校とは限りません。そのためBlossaでは、この学校がおすすめです、という紹介の仕方はしておりません。ご希望を聞いた上で、一人ひとりのご希望に合わせた学校選びを行っています。

主な基準となる5つの項目をご案内しますので、まずはこちらの項目でご希望される条件があれば書き出してみましょう。特に重視されない項目は飛ばして構いません。

1.  規模(大規模、中規模、小規模)

写真:Kaplan Vancouver

学校は規模によって少々異なった特色があります。

まず小規模の学校は、雰囲気がアットホームなことが大きな特徴です。先生やスタッフも生徒さん一人ひとりの名前や顔を覚えてくれ、しっかりサポートしてくれます。クラスの人数は8〜12人くらいと少人数制で、会話の機会も多くなる傾向があります。ただし、その分国籍にはどうしても偏りが出てしまい、多国籍とはなり辛いです。会話重視ということで日本人やアジア人に人気の学校もあります。また人数が少ないことでレベル分けも少なくなり、少々異なるレベルでも一緒に勉強することもあります。専門コースなども少なめですので、上級者や長期の方は物足りなくなることがあるため注意が必要です。

一方、大規模の学校は、まず国際色がとても豊かなことが一番の特徴です。アクティビティも大人数でにぎやかで、多くの国の留学生と友達になりたいという方にはおすすめです。また、レベル分けも細かく自分に合ったクラスで勉強できます。選択授業や専門コースも豊富で、施設や設備なども充実しています。ただしアットホームな雰囲気はあまりなく、もちろん必要な対応はしてくれますが、学校の先生やスタッフが、生徒一人一まで丁寧に対応というのは難しいです。またクラスの人数も15人前後と少々多めになるため、日本人は他の国の生徒さんに負けてしまい、なかなか発言出来ないという方もいらっしゃいます。

最後に中規模の学校ですが、上記の小規模、大規模の中間くらいのバランスとお考えください。また状況が異なる学校もありますので、規模よりも雰囲気、会話重視、国籍などの条件にこだわるという場合には、その条件をご希望に書いていただいた方がよろしいかもしれません。

2.  国籍(日本人少なめ、多国籍)

写真:ILAC Toronto

語学学校の日本人率は特殊な一部の学校を除き、少なめ3〜10%、通常10〜20%、少し多め20〜35%くらいです。ただし、学校が公表している%はあくまでも平均や昨年度の数値であり、時期やその年によって大幅に変わることがあります。また国籍制限をしている学校であっても、初中級レベルの学校はどこも日本人が多くなりがちです。

国籍が気になる方は、国籍色豊かな大規模な学校がおすすめです。もし自分のレベルに日本人が多めでも、アクティビティでは全てのレベルが一緒ですので、他の国の留学生と交流することができます。

日本人率が極端に低い場合、その学校の評判自体が悪いということもあります。インターネットが発達している近年は、ある程度評判がよければあっという間に日本人率は5〜10%程度になってしまうことがほとんどです。 

逆に言えば、実際に日本人率が高い学校は、日本人に人気がある学校ということです。日本人の割合が他と比べても高くても、 English Only Policyを徹底や、日本人の苦手な会話や発音矯正に力を入れていて、 満足度が高い学校はたくさんあります。そういった学校の生徒さんは意識も高く、日本人の友達とも英語で会話をしています。

また日本人が少ない学校でも、ルールがゆるい学校だと日本語で話してしまったり、少ないからこそ固まってしまう方もいます。日本人が全くいない語学学校というのはまずありませんので、英語環境を作れるかどうかは最終的にはご自身次第です。

むしろ日本人率を気にするより、国際色豊かな学校で他の国の留学生と会話をする、English Only Policyが厳しい学校で英語環境を作る、などに目を向けるほうがよろしいかもしれませんね。

3. 授業のスタイル(会話重視、少人数制、選択制、電子テキストなど)

写真:Aston Toronto

学校によって授業のスタイルが異なります。会話を重視するところや、読み書きバランス良く学ぶところなど、様々です。また授業は半分から7割が固定制、残りが選択制というところが多いのですが、中には全ての授業が選択制という学校もあります。初中級の場合はバランスの良い勉強が大事ですが、上級者の方ですと、選択制の方が自分に苦手なところや、力を入れたいところなど、好きに選べることはメリットかもしれません。

また教材は最近、電子テキストの学校が増えてきて、iPadなどのタブレットが必須の学校もあります。電子化されている学校のメリットとしては持ち運びはもちろん、自宅や卒業後でも、音声や動画なども使って勉強ができるという点です。

4. 宿題・規則・雰囲気(楽しく過ごせる、厳しくしっかり勉強)

写真:Langports Sydney

まずは宿題ですが、こちらは全くない〜適度に毎日30分や1時間ほど出る学校から、平日や週末も多くの課題やレポートなどがある学校まで様々です。通常学校は14〜16時くらいには終わります。そのため宿題が少ないと放課後や休日は友達と遊んだり、観光を楽しんだりすることができます。また逆に宿題が多いと少々大変ですが、もちろん努力した分英語上達のスピードはアップします。

他にもEnglish Only Policy(母国語禁止)や遅刻に厳しく、遅刻すると教室に入れない学校や、English Only Policyを破ると、名前を張り出されたり、反省文を読まされたり、中には停学処分などの罰則がある学校もあります。

また宿題が少なめでルールの罰則がない学校は、生徒さんもにぎやかで伸び伸びしています。逆に宿題が多く規則も厳しい学校は、生徒さんも真面目で、学校全体も引き締まり勉強に集中できます。

それぞれの留学の目的にもよりますので、どちらが良いかは人それぞれです。ご希望がある方は、楽しく過ごせる学校、厳しく勉強できる学校など、大まかで構いませんのでお知らせください。

5. 専門・資格取得コース(一般英語以外を希望する場合、希望のコースがあるか)

写真:IH Vancouver

一般英語(ESL)コースはどの学校にもあり、ほとんどの方がまずはこちらを受講されます。

ただし上級者の方や、長期留学の方はレベルに応じて、専門コースも受講することができます。一番人気はビジネスコースで中上級から受講できる学校が多くあります。その他にも、英語指導教授法、医療英語、試験対策など様々です。ご希望の方は留学プログラムをご覧ください。

 

以上が主な5つの項目ですが、それ以外にもご希望があればお気軽にお知らせください。

ちなみに、立地、設備、アクティビティは、どの学校も駅の近くにあり、施設や設備は基本的なものはそろっています。

アクティビティは一部の学校を除き週末を含め週5〜7回程度あり、内容にも大きな差はありません。そのためよほど重視される場合以外は、ご希望には書いていただかなくて大丈夫です。もし、これらの一般基準から外れる学校はご紹介の際にご案内します。

 

ポイント2. 希望に優先順位をつける

それではポイント1で書き出したご希望や条件に、優先順位を付けていきましょう。

 
語学学校は、ビジネス競争に勝ち残るためそれぞれに特色や強みがあります。そのため、全てのご希望が理想通りという学校はありません。やはりどの学校に行っても、合う点、合わない点が出てきてしまうものです。
 
また例えば、「少人数制」で「国籍豊かな学校」をご希望される方が多くいらっしゃいますが、少人数制の学校は小規模校が多いため、どうしても国籍はある程度限られてしまい、会話の苦手な日本人やアジア人かも多くなりがちです。一方、国籍の豊かな学校は大規模校となりますが、こちらはクラスの人数は大きくなってしまいます。このように両方のご希望を叶えることが難しくなるため、Blossaの学校選びではご希望や条件に優先順位を付けていただく方法を取っています。
 
時々ご希望を10個など多くあげる方もいらっしゃいますが、ご希望が多すぎる場合も全て満たすのが困難になり、逆にどの希望も中途半端に満たされた学校になってしまいます。
 
項目が多い方はご希望を整理し、何を優先させたいか、ご検討の上、ご希望と優先順位をお聞かせくださいね。
 

FAQ(よくあるご質問)

質問:初級レベルですが、ビジネス英語を勉強したいです。

回答:ビジネス英語はほとんどが、中上級(TOEIC650点以上)のレベルを求められます。まれに受講基準を設けていない学校もありますが、やはり中級以上の英語力がないと、授業についていくことができません。ビジネスでも基本的には同じ英語ですので、まずは基礎力をしっかり身につけることが大切です。日本語もそうですが、日本語が片言の人に、敬語やビジネスで使う表現を教えることは難しいです。

質問:TOEICのコースを受けたいのですが日本人ばかりは嫌です。

回答:TOEICの学校やコースは、どこも日本人が100%か、ほぼ日本人と韓国人のみです(まれにフランス人)。また講師も日本人という学校も多く、授業が日本語で行われることもあります。もし他の国の留学生と一緒に英語で勉強しながらTOEICのスコアアップを目指したいということであれば、ビジネス英語やIELTS、ケンブリッジ英検などの試験対策コースがおすすめです。

IELTSは、海外移住をする方や海外の大学に行く方が受ける試験ですが、 スピーキングまで含めたバランスよい試験内容のため、IELTSの勉強をすることで、高度な英語力も身につきます。日本ではTOEICが主流ですが、世界的にはIELTSの受講者は多く、 英語力証明のグローバルスタンダードの一つとして多くの学校や企業でも採用されています。

またIELTSコースは、進学を目指している上級の生徒さんも多く受講するため、しっかり勉強したい方にも良い環境で勉強できると思います。

IELTS公式サイト
http://www.eiken.or.jp/ielts/

質問:ルームシェア探しなど生活面も学校でサポートしてくれますか。

回答:学校は留学生活の基本的なサポートもしてくれます。そのため質問すれば、スタッフが分かる範囲で回答していただけます。ただし、個別にしっかりサポートをして欲しいという方は小中規模の学校を選んでください。大きい学校ですと、どうしても生徒さん一人一人に丁寧な対応が難しいです。

またBlossaでも回答いたしますのでいつでもご連絡ください。ただ実際留学するとすぐに友達がたくさんできます。そのため友達に聞いて学校のスタッフやエージェントに聞くという方はほとんどいません。あまり日本人カウンセラーに頼りすぎるとせっかく英語を学びに来た意味もありませんので、まずは英語でホストファミリーや学校の友達に聞いてみましょう。

質問:ワーホリの仕事探し、履歴書の書き方などのサポートも学校でしてくれますか。

回答:都市部には、ワーホリサポートのある学校が多くあり、その内容は学校によって様々です。ワーホリ専用のコースがある学校や、アクティビティやビジネスコースの中で行う学校もあります。内容は、英語での面接の練習、履歴書(レジュメ)の書き方、仕事の探し方、接客方法、またカフェで働きたい方には、カフェコースのある学校もあります。マシーンの使い方やコーヒーの作り方を学び、学校の生徒から注文を取ってコーヒーを出す、仕事の練習をします。

質問:英語が不安です、日本人スタッフがいる学校を希望するべきでしょうか。

回答:都市部の学校には日本人または日本語が話せるスタッフがいるところが多いです。

ただ語学学校は、どの学校でも基本的に学校での会話は英語というルールがあります。よって日本人スタッフがいるから、何でもすぐ日本語で相談できるという訳ではありません。学校のスタッフもゆっくり分かりやすい英語で話してくれます。それでも、どうしても無理な場合のみ別室などで日本語にて相談できます。

またBlossaにご連絡いただければ、こちらから学校と話すこともできます。緊急の際には学校の英語ができる日本人の生徒さんに助けてもらうことも可能ですし、医療関係であれば日本の保険会社は24時間の日本語サービスもあります。

小学生などであれば確かにご心配ですが、高校生以上の大人の方ですとみなさん問題なく過ごしています。あまり日本人スタッフにこだわらない方が、学校の選択肢は広くなります。

 

 
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