留学期間と英語力

留学(通学)期間と英語力

「どれくらい留学(通学)したら英語が話せるようになりますか?」というのは、よくいただく質問です。

これは現在の英語力にもよりますし、一言で「英語が話せる」といっても、日常会話からビジネス、ネイティブまで幅広いレベルがあるため、どこを目指すかによっても必要な留学期間は変わってきます。

そこで語学学校が目安としている平均的な通学期間と英語力をご案内します。留学期間を考える際の目安にしてください。

1. 初級レベルからスタート

まずは以下は、英語のレベルと留学期間の表です。多くの語学学校のレベルは以下のように分かれており、各レベルに必要な期間はおよそ2ヶ月程度です(※語学学校によって多少の違いはあります)。

TOEICはあくまでも目安です。スピーキングが含まれません。スコアと同等レベルで話すことに自信のない方は1つ下のレベルでお考えください。実際に日本人の方は話すのが苦手で、ご自身の文法力より1〜2レベル下がるクラスに入る方が多いです。

レベル TOEIC目安  英語のレベル 留学期間
(初級開始)
初級 350未満  英語であいさつができる、Hello、Thank you 留学開始
初級上 350〜450  自分のことや簡単な質問に回答できる 約2ヶ月
中級下 450〜550  海外旅行で必要な英語が話せる 約4ヶ月
中級 550〜650  身近な話題や日常の出来事を話せる 約6ヶ月
中級上 650〜750  興味のあることについて、会話が続けられる 約8ヶ月
上級 750〜850  ビジネスの場で英語が話せる 約10〜12ヶ月
上級上 850〜  英語圏の大学・カレッジ進学へ進学できる  約12〜14ヶ月

2. 必要な留学(通学)期間

必要な留学期間は、ご自身の現在の英語力と目標によって変わってきます。

日常会話ができるレベルを目指す方は中級、専門コースの受講やインターンをされたい方は中級上、ビジネスレベルを目指したい方は上級までの留学期間が最低でも必要です。

もちろんご予算や留学可能な期間もあると思いますが、目標達成に必要な期間を留学された方がおそらく後悔はないでしょう。

3. 留学(通学)期間と英語力・早見表

自分の現在の英語力と留学期間を簡単にチェックできる早見表を作りました。

表の上の横軸が留学時の英語レベルです。左側の縦軸が留学期間で、交わるところは、その期間留学した際に得られる英語レベルの目安です。個人差もありますので2ヶ月程度幅を持たせていますが、上級になるほど勉強は難しくなり、通常の倍の期間がかかる方も珍しくありません。

留学前のレベル→

必要留学期間↓

初級 初級上 中級下 中級 中級上 上級
約2〜4ヶ月 初級上 中級下 中級 中級上 上級 上級上
約4〜6ヶ月 中級下 中級 中級上 上級 上級上  
約6〜8ヶ月 中級 中級上 上級 上級上    
約8〜10ヶ月 中級上 上級 上級上      
約10〜12ヶ月 上級 上級上        
約12〜14ヶ月 上級上          

また、こちらは一般英語コースにて勉強する場合の目安です。中上級〜上級になると、専門コースが受講できますので、半年〜1年留学される方は、ビジネス、TOEFL、IELTS、TOEIC、ビジネス、TESOL、インターン、医療英語、ホスピタリティ、通訳翻訳などの専門コースと組み合わせて勉強をされます。就職活動でも、語学だけでなく+αの留学の方がアピール力もアップします。

上記を参考に、ご自身がどのレベルに達したいかにより、留学期間をご検討ください。

ビジネスレベルの英語になるには?

帰国後に、外資系や英語を使う仕事をしたい場合にはどれくら学んだらよいのですか?という質問をよくいただきますが、日本で大学まで授業のみで英語を学んだ方の多くは、中級下〜中級くらいからスタートします。よって最低でも半年は留学しないと、ビジネスで通用する英語のレベルに達することができません。

また英語が苦手、すでに社会人になって忘れてしまったという方は初級〜初級上からスタートする方も多いです。そういった場合はビジネスレベルには半年〜1年近くかかります。

また大学で英文科を出ていたり、元々英語が得意であったり、英会話スクールなどに通っている方は、中上級や上級からスタートされる方もおります。この場合は、3ヶ月ほどでビジネスレベルに達することも可能です。

4. ワーホリと英語力について

ここからはワーキングホリデー(ワーホリ)を予定されている方へのご案内です。ワーホリをされる方から「学校へ行かなくても、住んで仕事をすれば英語は上達するのでは?」という質問をよくいただきます。それは真実かというと、半分Yesで、半分Noです。

・まずは最低、中級上レベルを目指そう

まずは最低でも「中級上」までは勉強が必要です。これ以下で辞めてしまうと、英語の基礎力が足りず、日常でリスニングやスピーキングにはある程度慣れますが、旅行英語や友達とのカジュアルな会話ができる、というラインで止まってしまう方が多いです。

また文法間違いが多く子供のような英語しか話せない、TOEICなどのスコアも伸びない、フォーマルな場で堂々と英語を話せないうような状況になりがちです。

そして英語力を必要とする仕事に就くことも難しいため、いわゆるジャパレス(日系のレストランや居酒屋)などのキッチンで皿洗いなどをすることになります。そうなると、英語を全く使えず、同僚も友達も日本人で、日本語で過ごす時間が増えてしまう方も多いです。

・日常や仕事でも英語を使う

逆に中上級以上になっている方であれば、すでにある英語力をベースに、日常で英語をたくさん使うことでさらに上達を目指すことができます。また英語力が備わっていることで、英語を使う仕事ができる可能性も高くなります。そうすると仕事先でも、ネイティブの同僚や友だちができ、自然と英語を話す環境が整います。

最近は学生ビザで1年などしっかり勉強をしてからワーホリをする方も増えています。そうると英語が上級レベルになった上で働くことができるため、現地の人と対等な仕事環境や、帰国時には高い英語力を身に付ける方もいらっしゃいます。

・さらに専門コースで+α留学

英語以外に何か勉強したい、就職に向けて資格が欲しい、ビジネスで通用する英語力が欲しい、という方は、英語力を上げて、専門コースや資格取得コースの受講をおすすめします。付属のカレッジがある語学学校もございます。

学校によって専門コースを受講できる規定レベルが異なるため、まずはご希望の専門コースをお知らせ下さい。ご希望のコースがある学校で無料のテストを受講していただき、合否や、必要な通学期間の目安を算出いたします。

・後悔のないワーホリをするために

ワーホリは自由度が高いため、通学を辞めてしまうと周りに流されて、ホリデーで終わってしまいます。もちろん海外経験や楽しい思い出は残るでしょうが、英語は留学したとは言えない結果になってしまうかもしれません。

よく聞くのは、初級レベルで渡航し、3ヶ月くらい学校に行けばあとは日常や仕事で英語は身に付くと思ったものの、いざ帰国となっても、全然英語を話せるようにならず、TOEICを受けても400〜600点くらいで、後悔したという話です。

初級の方、中級以上でも本気で英語を身につけたい、帰国後は英語を使う仕事をしたい、という方は、必要な通学期間をよく考えてみましょう。場合によっては、ワーホリではなく最初は学生ビザにする、渡航を延期して費用を準備するなど、プランを再検討する方が、満足できる結果になるかもしれません。

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