10. 留学・ワーホリ公的手続き

留学のための公的手続き

留学前の公的手続き、および携帯電話についてご案内します。特に長期で海外に滞在される方に必要な手続きです。

  • 住民票
  • 国民健康保険
  • 年金
  • マイナンバー
  • 確定申告
  • 運転免許書
  • 携帯電話

<注意事項>
公的手続きは、留学前に働いていた会社、雇用形態、それぞれの状況に応じて手続き内容が大幅に異なる場合があります。また住民税は区・市町村によってルールも異なります。このページに記載されている内容は一般的なケースです。一度、住民票がある役所に出向いていただくか、電話し、どうするのがよいか、メリット、デメリットも含めてアドバイスをもらいましょう。

下記の必要な手続き一覧をご覧の上、それぞれの機関にご確認ください。

住民票(転出届)

海外転出届を出すことにより住民票を抜くことができ、海外滞在が1年以上を目安に出すのが一般的です。ただ法的な細かな規定がないため、出す方、出さない方、それぞれです。

住民票を抜くことのメリットとしては、国民健康保険と年金の支払い、住民税の免除があげられます。ただしワーキングホリデーの場合は海外旅行とみなされ、転出届を出していても、海外滞在中の住民税を徴収される市町村があります。(例:滋賀県大津市埼玉県坂戸市など)

またデメリットとしては、留学中も国民健康保険、年金、住民税、それぞれ支払いが必要なことです。他にも印鑑証明や住民票交付等のサービスが受けられなくなりますが、海外にいるので必要としない方が多いでしょう。

*前年度の住民税

<海外滞在が1年未満>
転出届を提出していても、前年度分の住民税の支払いは必要です。(1月1日に住民票が海外にあっても前年度分は徴収されます)正社員で働いていた方などは金額も大きいため、事前に支払額や支払い方法を確認しておきましょう。

<海外滞在が1年以上>
原則的には1月1日に住民票が海外にあると、前年度の住民税の支払いが不要です。逆に1月1日に日本に住民票がある場合、その後にすぐ渡航した場合でも前年度の支払いが必要です。そのため年始に渡航をお考えの方は、可能なら年内に出発された方が少しでも支払額は少なくなるでしょう。

ただし留学やワーホリの場合、1年以上の海外滞在であっても一時的なものとみなされ、ご自身の状況や、区・市町村にによっては、徴収されるケースもあります。必ずご確認ください。

国民健康保険

住民票を抜かない場合、留学中も国民健康保険料の支払いが必要です。また住民票を抜いた場合、国民健康保険にも加入できませんので支払いは不要です。

国民健康保険に加入していると、海外での医療費も条件によって一部治療費の支給が受けられることもあります。ただしその内容や保険金は非常に限られ、ほとんどおりないようです。そのため海外医療保険への加入は必要です。

参考情報
https://allabout.co.jp/gm/gc/39800/
※最新の情報を必ず該当機関にご確認ください。

また留学前に働いていた会社で社会保険(健康保険+厚生年金)に加入していた場合、国民健康保険ではなく社会保険を任意継続することもできます。ただし年収が高い方や扶養家族の有無によっては、国民健康保険の方が安い場合もあります。どちらがお得かどうかは、その方の状況によって異なりますので、国民健康保険は住民票のある役所、社会保険は全国健康保険協会にそれぞれ保険料を確認してみてください。源泉徴収や給与明細などが必要です。

全国健康保険協会
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g6/cat650

年金

住民票を抜かない場合には支払いが必要ですが、住民票を抜いた場合でも任意加入することができます。年金は支払った分だけ将来の受給額に反映されるため、支払ったことが無駄ということはありません。

もし留学中には支払いが難しい、払い忘れてしまったという方も、帰国後に遡って支払いが可能です。ただし遡って支払いができる期間は決まっています。

年金後納制度
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201208/1.html

マイナンバー

海外転出届を出して住民票を抜くと、マイナンバーも失効します。帰国後に転入届を出す際、マイナンバーの再交付の手続きもできますが、交付までに数週間から1ヶ月ほどかかります。その際には以前と同じナンバーが交付されます。

マイナンバーがないと、銀行口座の開設や海外送金などができなくなりますので、海外滞在中や帰国後にすぐ必要な方はご注意ください。

また現在のマイナンバーが失効した場合でも、そのナンバーで使っている銀行口座や証券会社の口座などは、そのまま使える場合が多いようです。ただし今後はどうなるか分かりませんので、念のため確認されてください。

*海外でも日本のマイナンバーが必要

アイルランドで銀行口座を開く場合と、ニュージーランドでワーホリで働く場合には、日本のマイナンバーが必要です。日本でマイナンバー制度が始まったため、海外でも日本と租税条約を結んでいる国では、今後も増えていく可能性があります。長期留学やワーホリの方はご注意ください。

確定申告

留学前に日本で仕事をしていた方が対象です。確定申告は、住民票を日本から抜いて海外に移すかどうかで変わります。

*住民票を海外に移さない場合

日本にいる家族などに頼んで申告するか帰国してから還付申請します。確定申告の日を過ぎてしまっても、5年以内であれば還付のための申告ができます。源泉徴収票や生命保険の控除証明書などは紛失しないようご注意ください。

*住民票を海外へ移す場合

出国までに源泉徴収票や控除に必要な書類がそろう場合には、税務署へ行って「準確定申告」をします。そろわない場合は、納税管理人の届出をして、申告を家族などに代わりにやってもらいます。その際、税金が戻ってくることが多いのですが、5年以内なら問題なく還付申告が出来るため帰国後に申告します。

なお、上記は一般的な手続きで、個人の状況により変わります。また申請に必要な書類もお住いの税務署に確認してください。

還付申請について(国税丁)
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2015/taxanswer/shotoku/2035.htm

運転免許証

留学中に期限が切れてしまう場合、更新手続きが必要です。

通常は期限が切れる年の誕生日の前後1ヶ月に更新をすることになっていますが、海外滞在などの事情がある場合、1年前から事前に更新手続きが可能です。最寄りの警察署または免許センターに必要な書類を確認し、更新手続きを行ってください。

免許は期限が切れると失効してしまい、再発行に費用や時間がかかってしまいますのでご注意ください。

携帯電話/Wi-fi

*日本の携帯/Wi-fi

長期留学の方は、日本の携帯電話を海外で使うと料金が高額となるため、解約または停止し、海外で別途契約する方が多いです。解約や停止手続きについては、契約している携帯・通信会社によって異なるため、契約中の会社にご確認ください。

また短期留学の方は、日本で使っているスマートフォンは休止または契約したまま持っていき、通話は緊急時のみとし、普段は学校やステイ先のフリーWifiを使い、現地では契約しない方もいます。

*現地の携帯/Wi-fi

カナダやオーストラリア、アメリカなどでは、空港、図書館、カフェ、学校などフリーのWi-fiがつながる場所が多いため、まずは現地に着いてから様子を見て契約する方が多いです。学校の友達やスタッフから近辺のお得な携帯ショップを聞いたり、帰国する方から機種を安く譲ってもらったりすることもあるようです。

学校やステイ先のWi-fiがあれば、LINEなどで日本のご家族や友達、エージェントなどに連絡は取ることができますので、まずは学校で情報収集されてみることをおすすめします。

見つからない場合にはお知らせいただれば、その都市の携帯ショップをご案内します。電話会社の携帯プランは日本と似ており、長期はもちろん、旅行者などに向けた短期用のプランもあります。

 

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