親に、彼氏に、友達に「留学を反対されています」これもね〜。よくいただく相談です。そして、実は私自身も経験があるんです。
これは私の経験談なんですが、当時の彼氏に「なんで俺をおいていくの?」「えりちゃんにとって、俺より留学の方が大事なの?」「なんで今行かなきゃいけないの?」さらには「本当に留学を選ぶなら別れよう」。
必要以上に神経が図太くなった今だったら、きっと「、、、、はぁ〜〜〜???」と言ってそんな男をぶった切りますが(笑)、、、繊細だった当時の私が、どれだけ悩んだか。どれだけ泣いたか。。。
同じように「なんのために留学するの?」「留学なんて行っても意味なくない?」と友達に反対されている、ですとか、ご家族に「外国なんて危ないから留学なんてやめなさい」と言われている、、、などなど。よく相談されます。
でもね、実はこれ、あなたのためを思って言っているわけじゃない。言い方はきついかもしれないけど、友達が、恋人が、家族が、あなたのためじゃなくて、自分を守るために言っている場合がほとんどって気づいてほしい。
もしかしたらお友達は「本当は私だって留学してみたかったのに、、、」と思っているかもしれない。あなたが留学できることを羨ましく思っての発言かもしれない。やりたいことがあってキラキラしているあなたに嫉妬しているかもしれない。彼氏だって「自分が寂しいだけ」かもしれない。「自分の優先順位が低い」と思って勝手に拗ねているだけかもしれない。
ご両親だって、本当はやりたいことをさせてあげたいけども「外国は危ない」と思っているかもしれない。それなら「そんなに危ない場所じゃないんだよ」ってちゃんと説明できれば、「留学に対してこれだけの情熱がある」ってきちんと伝われば、案外あっさり応援してくれるかもしれない。
もしかしたら、留学を決意することで、友達との関係がぎくしゃくしちゃったり、彼氏と別れることになってしまうかもしれない。
でも、本当の友達って、お互いの夢や目標を応援できるものではないですかね。足をひっぱるようなら、しょせんそれまでです。その友達、本当に必要ですか?
彼氏だって同じ。「お互いの足を引っ張りあう関係」よりも「お互いの夢を応援しあえる関係」の方が良くないですか?やりたいことがあるのに制限される関係なんて、きっといつか終わりを迎えます。早いか遅いかの違い。
同じ境遇を乗り越えて留学を実現した先輩たちの声を聞くと「あの時、ケンカしてでも留学を決断して本当によかった」とほぼ100%、口をそろえて言います。
彼氏との関係なんて、うまく行く時はいく、別れる時は別れる。その代わり、現地で素敵な彼氏がまたできるかもしれない。かけがえのない外国人の親友ができるかもしれない。
もちろん、遠距離恋愛になって、寂しい思いをするかもしれない。でもその代わり「それでも留学することを決められた!」という、決断できた経験、そして実際の留学を通して得られる経験は、かけがえのない宝物になるはずです。
友達も家族も彼氏も、あなたの人生の責任はとってくれません。「あの時あなたがこう言ったから留学を諦めたのに、、、」なんて思っても、友達も彼氏も、痛くもかゆくもない。どんなに反対されても、やりたいことはやった方がいい。自分の人生に責任を持てるのは自分だけです。
私は、留学業界にすでに10年以上います。
同じ方から数年おきに連絡をいただくことがあります。「留学したい気持ちがある」だけど「いろんな理由で何回も留学を諦めた」「だけどやっぱり”行きたい”という気持ちが消えない」。この気持ち、どうやら何年たっても、何十年たっても消えないみたい。
20代や30代だけでなく、40代、50代以上の方とのカウンセリングの中で、「ずーーーーっと昔から留学に憧れがあったんだけど、勇気がなくて。でも、その気持ちが何十年も消えないから、やっと行くって決めたの」という声もよくききます。ちなみに、これまで私がカウンセリングをして渡航した生徒さん、最高齢は70代でした。男女問わず、50代の方、60代の方もいます。
反対を押し切って行く、ってかなり勇気がいること。覚悟がいること。だから、そんな決断ができた自分を、まずは褒めてあげてください。未知の世界に飛び込むって、楽しみばかりじゃないです。それでも決断できたんです。すごいです。
私たちは、そんな女性を(男性も)心から応援しています。そしてそのお手伝いができることに誇りを持っています。
「実は私も留学を反対されている、、、」という方、いつでも相談してくださいね。もっともっと実例を交えながら、少しだけ背中を押させていただきます^^