留学すると太る?これ、日本でも現地でよく相談を受けます。繊細な乙女にとっては切実な問題ですよね(笑)。
さて、この「留学すると太る?」の実態と対処法をご案内。
結論からいうと、「女性は太りやすい」これは本当。現地の生徒さんを見てても「一回太ってそのあと痩せる」は通過儀礼?と思うくらいみんな通る道(笑)。
わたしも最初のホームステイの時は、1ヶ月で5キロも増えた記憶が。
じゃあまず「なぜ太る?」の解明から。よく言われるトップ3がこちら。
留学中の太る原因
1. 食事が高カロリー
海外に行くと「和食ってほんとにヘルシー」って思います。山盛りのポテトにピザにパスタ、バーガー、さらにはホームステイ先では量の調節ができなかったり。どこの家庭でも甘いおやつや甘いジュースが常備されていて、小腹がすいたらクッキーにドーナツ、1スライスずつ買えるピザも完全におやつ感覚。おさらも大きいから、ついつい大盛りにしちゃったり、、、などなど。あとは甘さの感覚も違う。お砂糖の量が違います。チョコレートもクッキーもドーナツもケーキも「これでもかっ!」というほど甘い(笑)
2. 環境の変化によるストレス
女性はストレスで食べたくなる、男性はストレスで食べなくなる。これが顕著にあらわれます(笑)
カルチャーショックがあるとかないとか関係なしに、無意識でも、環境の変化によるストレスはあるもの。自覚症状があるならなおさら。「食べることでストレス解消」しかもホームステイ先は「家にあるものはなんでも食べていいよ」なんて場合が多い。ディナーもおやつも、ついつい食べ過ぎててしまったり。あげくの果てにはディナーのあと、寝る前まで「みんなで映画を見ながらピザとポップコーン」、、、もはや太らないわけがない(笑)
3. 「理想の体型」の認識が海外基準に
これ、街を歩いていても学校の友達を見ていても思うのですが、ヨーロッパ系も南米系も、本当にグラマラスな女性が多い。これは人種の違いだからしょうがないんだけど、それに比べるとアジア人は細い人が多くて、日本では「普通」とか「ちょっと太め」とか言われちゃう人でも、彼ら、彼女たちからしたら「You are so skinny!(細すぎ!)」て言われるの。そんな中にいると「太い」とか「細い」の感覚も変わるし、「もうちょっとお肉つけたほうがセクシーかも」て思うようになる。こともある(笑)
じゃあどうやって対策するのか。続いて対策を3つ。
留学中太らないための対策
1. 日本の感覚を忘れない
ホームステイ先で、出された料理を全部食べない。明らかに多いと思ったら、ホストマザーに「これちょっと多すぎる〜」て言って、最初から量を減らしてもらいましょう。間食は「ひかえる努力」としか言いようがないのですが、「日本から持ってきたジーンズがきつくなったら要注意」と肝に銘じておく
2. ホームステイ中はあきらめる(笑)
これも留学あるあるなんですが、ホームステイ中は太っても、そのあとルームシェアをはじめて自炊生活にしたら自然と元に戻った、って話。自炊だと、野菜多めとか、自分で和食つくるとか、量の調節もしやすいです。外食ばかりにならないようにだけ注意すれば、食べ物のコントロールはそんなに難しくありません。ただし、ホームステイ2〜3ヶ月のあいだに「完全に胃袋が大きくなってしまった」だと、減量に苦労するかも。それはそれで頑張るしかないです(笑)
3. 運動を増やす
これ、日本でダイエットする時も同じなんだけど、まあダイエットしてもしなくても、適度な運動はしたいところ。みなさん日本で、たとえば都市部で生活していて、しかも月〜金は朝から晩まで仕事、となると、なかなか運動する時間がとれなかったりしますよね。でもその点、カナダでもオーストラリアでも、日本より生活にゆとりができたり、ダウンタウンでも住宅地でも緑が多いから、お散歩だけでもすっごく楽しいんです。バンクーバーならあちこちで「青空ヨガ」なんてのもやっるし、どこの都市でも、日本よりランニングしている人を多く見かけます。オーストラリアならビーチで散歩、ビーチラン、ビーチバレー、ビーチなんとか、、、と、とにかく浜辺でなんでもできます(笑)
夏場なら、そのへんの公園で無料でテニスとかバスケとかもできるしね。
え?運動は嫌い?まあまあ、食わず嫌いしないで、せっかく外国で生活するんだから、外国らしい運動、ちょっとしてみましょうよ^^
留学すると太る人が多いのは事実ですが、あまり神経質になってもストレスが溜まります。なにごともバランス。体重を気にしすぎても、気にしなさすぎても(笑)、ということで、ほどほどに加減しながら食生活を楽しみましょう〜。