冬に留学をお考えの方、そろそろご準備の時期です!
カウンセリングでは、「カナダの冬は寒そうだから、留学は避けた方がいいですか?」、「カナダにワーホリに行きたいけど寒さが心配です」、と、ご不安の声をいただきます。
そこで今回は、カナダの冬の留学のメリット、デメリットや、冬でも寒くないおすすめの都市、実際に冬に留学した人の感想など書いてみようと思います。
メリットとデメリット
冬のカナダ留学にはいくつかのメリットとデメリットがあります。
まずメリットとしては、冬は比較的静かで学業に集中しやすい環境が整いやすい点が挙げられます。語学学校では、冬は夏より生徒数が減るところがほとんどで、短期留学の大学生が多い賑やかな夏とはまた違った雰囲気です。落ち着いた雰囲気でしっかり英語を勉強したい方にはおすすめの季節です。日本人留学生も少なくなる傾向がありますので、日本人が気になるという方にもよろしいかもしれません。
そして夏の観光客が少なくなり、観光スポットや施設も比較的空いています。これにより、ゆっくりと地元の文化や生活に触れる機会が増えます。また、冬季特有のイベントや祝祭、特にクリスマスやニューイヤーのイベントは盛大に開催され、現地の文化を深く理解する良い機会となります。
一方、デメリットとしては、厳しい寒さと天候条件が挙げられます。特にトロントやカルガリーなどでは寒さの厳しい日が続き、外出時には暖かい服装と対策が必要です。バンクーバーは比較的温暖ですが、雨が多く湿度も高いため、日本とは異なる気候に慣れる必要があります。
また生徒数が減ることで勉強に集中できるメリットがある一方、少し寂しい、友達が作りづらい、情報を得づらいという声もあります。
もし厳しい寒さや、生徒数が少ないという環境がご心配な方は、お気軽にご相談ください。ご心配を解消できるような留学プランをご案内します。
カナダの冬でも寒くない都市
カナダと言えば厳しい冬のイメージが強いかもしれませんが、実はバンクーバーとビクトリアの冬はそれほど寒くありません。ここでは、東京と比較しながら冬の気温、降水確率、降雪量について見ていきましょう。
気温
バンクーバーとビクトリアの冬の気温は比較的穏やかです。バンクーバーの冬の平均気温は約5°C前後であり、ビクトリアも同様の傾向を示します。これは、東京の冬の平均気温(約6°C)とほぼ同じか少し低い程度です。
バンクーバー: 冬の平均気温は約4°C〜6°C
ビクトリア: 冬の平均気温は約5°C〜7°C
東京: 冬の平均気温は約4°C〜6°C
降水確率
バンクーバーとビクトリアは、冬季において降水量が多い地域です。特にバンクーバーは「レインクーバー」とも呼ばれるほど雨が多いです。一方、東京の冬は比較的乾燥しています。
バンクーバー: 冬の降水確率は高く、月に20日以上雨が降ることも珍しくありません。
ビクトリア: バンクーバーほどではないものの、冬は雨が多く、月に15日以上の降水があります。
東京: 冬の降水確率は低く、月に5日程度の降水日があります。
積雪
バンクーバーとビクトリアでは、冬に雪が降ることはありますが、積もることは稀です。一方、東京も雪が降ることはありますが、積雪はごくわずかです。
バンクーバー: 雪が降ることはあるが、積雪は年に数回程度。
ビクトリア: 雪が降ることはさらに稀で、積雪も少ない。
東京: 数回雪が降るが、積もるのは1〜2回程度。
いかがでしょうか。実はバンクーバーとビクトリアの冬は、東京と比べてもそれほど寒くなく、比較的穏やかです。雪が嫌、寒さが心配という方は、これらの都市を選ぶのがよいでしょう。
ただし、降水確率が高く雨が多いことは念頭に置く必要があります、雨が続き、気分が憂鬱になってしまう方もいらっしゃいます。ご自身で体調やメンタル面の管理をすることが大切です。
冬のカナダって実際どう?
最後に、留学生からよく聞くカナダの冬の感想をご紹介します!
「トロントでの冬留学は初挑戦だったけど、寒さにビックリしつつも、クリスマスの雰囲気とアイススケートは最高!学校の友達とスケートして、すごいいい思い出になった。」
※トロントの街では、冬に屋外にスケートリンクができます!
「バンクーバーの冬は雨がよく降ったけど、逆に家の中でホームステイ先の家族と過ごす時間が増えたから、毎日が楽しかった。」
「カルガリーの冬は本当に寒かった!でも、ロッキー山脈の景色を見ながら雪合戦したり、冬スポーツも楽しめて、かなり貴重な経験だったと思う。スキー場も日本とは比べ物にならなくらい広い!」
カナダの冬についていかがでしょうか。寒い都市では、厳しい寒さや外出するときの準備が少々大変との声もありますが、それ以上に、学校の友人やホストファミリーとの交流、冬のアクティビティを通して、充実した時間だった、とみなさん、カナダの冬を満喫しております!
日本とは全然違う冬の暮らしを体験できる良い機会だと思いますので、ぜひ、カナダの冬の留学も楽しんでくださいね。