ホームステイの注意事項

ホームステイ注意事項

海外と日本では、習慣や住宅事情、交通事情が異なりますので、注意点についてご案内します。

ホームステイ成功の秘訣は、正しい知識を身につけることです。 特に以下の点については、日本と海外では異なりますので、ご了承ください。

1.  カナダ・オーストラリア・アメリカなどでは移民が多いため、純粋なネイティブが少なく、移民のご家庭がほとんどです。人種もアジア系、ヨーロッパ系、南米系と様々です。人種差別となりますので、ステイ先のご希望に、人種やバックグラウンドを指定することはできません。

2. 食事は日本のように、多くのおかずが並ぶことはございません。1、2品の料理のみということがほとんどで、内容も質素なものが多いです。また移民のご家庭の場合、その国の料理が出ることもあります。

また食事が3食プランの場合、ランチを用意してくれますが、ご家庭によっては冷蔵庫のものを詰めて持って行くなどセルフスタイルの場合もございます。

一例

・朝:牛乳、ジュース、シリアル(シリアルが一般的で、自分で用意する家庭も多いです)
・昼:パン、パックのジュース、りんご(ランチは夕食の残りを自分でつめる家庭もあります)
・夜:チキン、マッシュポテト、にんじん付け合せ(主食はパンやポテトが多く、お米はあまり出ません)

※ホームステイの料金はホテルの3分の1ほどで、食事も非常にリーズナブルな価格です。そのため、やはり豪華な食事はありません。好きなものを食べたいときには、別途費用はかかりますが、たまに外食するのがよいでしょう。

3. 建物は、年数の経った古い家が多く、日本のような新築のマンションというのは少ないです。また造りも豪華ではございません。日本に比べると、虫やゴキブリなどの発生率も高いです。

4. 一般的なご家庭は、ほとんどが学校のあるダウンタウンから離れています。地下鉄やバスの乗り換えがある場合がほとんどで、距離は公共の交通機関で40分〜1時間半程度が一般的です。また日本のように定刻に動いておりません。記載されている時間より少し時間がかかる場合もあることをご理解ください。

5. ホームステイのお申し込みではご希望を記入できますが、あくまでも一般のご家庭です。そのため空き状況によっては、ご希望に対応することはできません。ただしアレルギーには対応いたしますので、食事やペットなどのアレルギーがある方は必ず記載してください。

6. ホームステイはシングルペアレントのご家庭も多くございます。申込書に家族構成に関しての項目がある場合は希望を記載できますが、あくまで希望となり、家族構成を保証する項目ではございません。

7. ホームステイは、一つの家庭に生徒が一人ではありません。家庭により、受け入れ生徒数が1名の場合もありますが、2〜3名が一般的、多ければ5〜6名ということもあります。また日本人が滞在していることもありますし、異性の場合もございます。ただし部屋は、相部屋を希望しない限りは個室です。

受け入れ生徒数の希望も記載することはできますが、空き状況により必ずしも対応できるとは限りません。また渡航前に、滞在している方の情報(人数や国籍など)を知ることはできません。

8. ペットを飼っている家が多いです。種類は犬猫が多く、基本的に室内で飼っています。ペットとの同居が不可能な方は、必ずペットのアレルギーがあると記載してください。

9. 子供や、赤ちゃんなどの乳幼児がいる場合があります。ご希望されない方は、子供がいない家庭を希望と記載してください。ただし空き状況により、必ずしも対応できるとは限りません。

ホームステイは一般のご家庭です。ホームステイ料金には、滞在費と規定の食事しか含まれておりませんので、それ以上はあくまでもファミリー次第です。旅行に連れて行ってくれたり、宿題を教えてくれたり・・・という話も聞くかもしれませんが、やはり、こういった例は一部のご家庭にしか過ぎません。

一般的にはファミリーも仕事をしていたり、シングルマザーだったり、子供がいたり・・・と、それぞれ家庭の事情がありますので、家族の一員としてルールを守って生活することが大切です。

ホームステイは現地のご家族と一緒に生活ができる貴重な体験です。国や文化の違いを理解して、楽しいホームステイ生活を送りましょう!

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